エンジンメインテナンス 平成10年10月11日
今日はCREのエンジンをメインテナンスすることにする。乗りはじめてから半年経ったこと、先週の富士山で水無しで走ってしまい、ちょっと調子が悪い感じがしたこと、半年でどれくらいピストンまわりが経たるかを知りたかったから。一度あけてみれば、次はどれくらいメインテナンスしなくていいかもわかるし。
結果から先にいうと、CREのピストン、ピストンリングともに全然平気。シリンダもきれいなものでした。ピストンには強い当たり出ていないし、リングも減っていないのでした。ただ、やはり回して走れない状況が多いからか、カーボンはちと溜まってました。ピストンヘッドのカーボンは落としました。
エンジンを開けたついでに、リードバルブをボイセンのプロリード(グラスファイバとカーボンファイバの二枚重ねの奴)に交換しました。ちょっとは特性が変わるかな。本当はラロッコがつかっているというW型の(リードが12枚という)を使ってみたかったけど、どこに売っているかもわからず断念した。
先週の富士山で心配だったラジエタその他からの水もれは全くなかった。水を全部抜いてみたところ、1.4Lくらいだった。富士の途中の給油のとき、ラジエタに水を入れたら1Lくらい入ったんだけど、逆算するほとんど水無しで数十キロ走っていたことになる。うーん、バイクが丈夫なのか、それともライダーが馬鹿というか。確かにオーバーヒートしているような、エンジンがたれているような感じはあったんだよね。
同時にリヤ18インチホイルのチェックをしたが、こちらも大丈夫でした。今回使った94CRの純正スポークは98CRのスポークに比べると一回り細いのだけれどなんとか大丈夫なようです。
ついでにリアのリンク周りのグリスアップもしてやった。水とかは入っていなかったので、さびもなし。全体的には問題箇所は見つからなかった。
昔のCRはすぐ壊れたんだけど、今のは丈夫なんですね。とりあえず安心安心。